前回に引き続いてニューヨーク旅行のホテル編です。
今回の旅行で宿泊したホテルは「セントレジス ニューヨーク(The St. Regis New York)」、しかもポイント宿泊で5泊しています。
ですので1泊最低でも700ドル程度はするホテルですが、支払いはルームサービスとホテルバー利用料だけ。
しかも素晴らしいアップグレードまでして頂き、貴重な体験をすることができました。
それでは順を追ってご紹介します。
セントレジスニューヨークとは
セントレジスはMarriottグループのホテルブランドのひとつで、グループ内でも最上級クラスのブランドになっています。日本にも大阪にありますね。
そんなラグジュアリーホテルの生まれた地がセントレジス ニューヨークなのです。
歴史は100年以上あり、元々はアメリカの大資産家が関係者をもてなす為に作られたそうで、公式HPでは以下のように紹介されています。
ジョン・ジェイコブ・アスターが1世紀以上前に創設して以来、セントレジス・ニューヨークはマンハッタン屈指の魅力的なアドレスとして君臨してきました。
当フラッグシップ5つ星ホテルは、セントレジスの豊かな歴史を反映するまでに進化を遂げ、同時にその代名詞である時代を超えたラグジュアリーな雰囲気を醸し出しています。
当ホテルでは、ふんだんに装飾を施した客室やデザイナースイートから、壮麗なルーフトップのボールルームがハイライトとなる気品に満ちたパブリックスペースまで、すべての要素にきめ細やかな配慮が行き渡っています。
「Astor Court」で堪能する別格のお食事、米国に初めてブラッディマリーをもたらしたワールドクラスの「King Cole Bar」は、体験をより豊かにすることでしょう。
名高いセントレジス バトラーサービスやホテル所有の専任運転手付きベントレー送迎サービスなど、行き届いたサービスやアメニティをご用意しており、ご滞在中にこの街の魅力を心行くまでご満喫いただけます。
場所はマンハッタンのど真ん中で、5thアベニューと55thストリートの交差点にあります。
セントラル・パークへも歩いていけたので、かなり便利な場所でした。
外観は歴史ある趣で、日本で言うと帝国ホテルのようなイメージでしょうか。
これは期待が高まるホテルですね。
予約はVONVOYポイントを利用
今回宿泊したセントレジスは、世界的なホテルグループであるマリオット(Marriott)ホテルグループに所属しています。日本にも品川や沖縄にホテルがありますね。
そんなホテルグループが運営する会員制度が「VONVOY」といいます。
この会員になると、ホテル宿泊や提携クレジットカード(SPG Amexカード)を利用することでポイントが貯まります。
そのポイントを利用する事で、無料で宿泊ができるというものです。
※詳細は以下公式HPから確認できます
⇨VONVOY公式ホームページ
今回宿泊したセントレジスニューヨークは2019年前半時点では、1泊6万ポイントで予約できました。
なので5泊で30万ポイントとなりますが、5泊分一度に予約すると1泊分無料になるので、実際は24万ポイントで宿泊です。
予約した部屋はスタンダードクラスであるスーペリア。
一番下のグレードといえど、1泊700ドル程度。
絶対自分でお金を出して宿泊することはない笑
そんなこんなで予約はこんな感じ。
アメニティ料金が記載されていますが、実際には請求されず、実際は各種サービス使用料しか支払っていません。
(アメニティ料金が無い代わり、ディストネーションフィーの特典は無いようでした)
いざセントレジスにチェックイン
前置きが長くなりました。
前回苦労して空港からマンハッタンへ無事に移動して5thアベニューから目的の場所、セントレジス ニューヨークにたどり着きました。
これは格式が高すぎて逆に入りにくいパターン。
意を決して入ると、ドアマンが颯爽とエスコートしてくれます。
フロントはこじんまりしているので、一度に2組程度くらいしか応対できない感じ。
周りがセレブのような人たちだらけで、もう少し良い格好をしてくれば良かったと反省。
雰囲気に怯えながらチェックインをするためにフロントへ。
せめて格好だけでもと挑んだところ、、、容赦ないネイティブ英語にさらされます。
ここは覚悟が必要です。
とはいえファーストコンタクトを凌ぎ、英語が苦手な雰囲気に気づいてもらえれば、日本語のできるスタッフを呼んでもらえます。ありがたや。
安心して色々と説明を聞いていると、なにやらVONVOYゴールドエリート会員であることと、記念日で利用することから、ホテル側のサービスで部屋をアップグレードしてくれるとのこと。
持っててよかったAmex SPGカード。
保有するだけでVONVOYのゴールドエリート資格が得られるので、こう言う時に威力を発揮します。
気になるアップグレード先のお部屋ですが、なんと「マディソンスイート」!
驚愕の1泊20万円オーバー。今回5泊するので合計100万円。。。
ありえん金額ですね笑
どんな部屋なのか期待に胸膨らませながら、エレベーターに乗り込みます。
マディソンスイートのご紹介
エレベータから降り、フロアを進んで目的の部屋の扉をあけると。。。
綺麗な花がお出迎え。
生花が飾ってあるとかセレブですね。
続いてお部屋。なんと2部屋あります。
まずは寝室。
いやこれ寝室?普通のホテルの一室と同等レベル。
続いてリビング。
なんだこの部屋すごい。
さらにお風呂その1。(その1って何だと思いますが、その1です)
大理石でラグジュアリーすぎます。
また、ダブルシンクで朝どっちが先に使うかの争いにならなくて良いですね。
さて気になるその2。
バスルームが二つある部屋に宿泊したの初めてです。
こんな部屋をポイントで無料宿泊しているのに、更に無料でアップグレードしてくれるなんて素晴らしいですね。
セントレジスのサービス
セントレジスにはさすがラグジュアリーホテルというべきサービスがあります。
それがバトラーラービスです。
端的に言えば、執事が身の回りの世話をしてくれます。
我々も部屋についた後、お茶を頂くことに。
1つ難点があるとすると、今回担当していただいたバトラーは勿論ネイティブの方。
当然ネイティブな英語。
英語が苦手なのでかなり苦労しました笑。
そんな苦労の末、お茶をゲット。
ありがたや。ホッと一息つけました。
写真を撮り忘れましたが、フレッシュフルーツ(リンゴとぶどう)も一緒にいただきます。
フレッシュフルーツは毎日新しいものが貰えました。
そのほかのサービスとして靴磨きがあり、こんな感じで靴を袋に入れてお願いすれば翌日にはピカピカにしてくれます。
便利なのでおススメです。
King Cole Bar(キングコールバー)に挑戦
セントレジスニューヨークに来たら行きたい場所がありました。
それがホテルのメインバー、「キングコールバー」です。
公式HPでは以下紹介がされていますが、なんとブラッディマリーの発祥の地だそうです。
セントレジス・ニューヨークでは1世紀以上にわたり、マンハッタンの中心にある社交の中心として見識あるお客様から高く評価されてきました。
ミッドタウンで最も格式高いカクテルラウンジの一つ、「King Cole Bar」の存在感が、この事実を証明しています。
この伝説のラウンジは、米国で初めてブラッディマリー (よく知られた「レッドスナッパー」) を提供した、他のラウンジとは一線を画する誇り高き社交クラブです。その後さらに味を極めたこのカクテルは、宿泊のお客様から情報通のニューヨーク市民にまで広く愛され、マックスフィールド・パリッシュによるキングコールの壁画が展示されたラウンジで、多くのお客様に楽しまれています。
バー好きとしてはおさえないといけないですね。
早速夜に行ってみました。
ほうほう。
おおう。。。
なかなか勇気がいりますね。
ドレスコードはスマートカジュアルとはありますが、それなりにしていかないとちょっと浮きそう。
テーブル席につき、早速カクテルを注文。
一杯目はネグローニ。
奥に写っているのが、カクテルを頼むと出てくるおつまみです。
二杯目はロングアイランドアイスティー
今まで飲んできたものの中で、一番おいしい!
ちゃんとレモンティーの味がしてる。
そんなこんなで夫婦2人で3杯飲んだ結果、お値段なんと100ドル程。
なるほどなるほど。結構しますね。。。
ですが、雰囲気やカクテルの味を含めて、行って良かったと思えるバーでした。
ホテルからのサービス
今回記念日として利用したのですが、そんな我々にホテルから部屋のアップグレードだけでなく、なんとスイーツのプレゼントもしてくれました。
スイーツはメインダイニングのAstor Courtのケーキで、何でも2つ選んで良いよとのこと。
かなり迷いましたが美味しそうな2つをチョイス。
そのままダイニングでも食べられますが、今回はお部屋に持ち帰りにしました。
味の方はアメリカ的な甘さはなくかなり美味しい。
しかもボリュームがあり、満足感が高いです
最後に
今回、セントレジスニューヨークに宿泊しましたが、やはりマンハッタンのど真ん中という好立地、格式の高い内外装、客室アップグレードやケーキのサービスなど、どこをみても非の打ち所が無い、素晴らしいホテルでした。
このようなホテルに泊まれたのも、VONVOYのポイントを貯め、ゴールドエリート会員の資格を持っていたからだと思います。
SPG Amexカードはやっぱり偉大ですね。
値段的に手が出しにくいですが、みなさんも是非ポイントを貯めて宿泊してみては如何でしょうか。
ニューヨーク旅行きの次回はニューヨークグルメ編です。
ではでは。
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