今回は使わないと本当に損なマリオット・インターナショナルのベストレートギャランティー(ベストレート保証、以下BRG)についてご紹介したいと思います。
高級ホテルのウェスティンやシェラトンなどの以下ホテルブランドが25%引きになるので、是非ご覧になった後、実践してみてください!
ホテルブランド名 | 日本のホテル一例 |
---|---|
The Ritz-Carlton | リットカールトン東京 |
Autograph Collection | メズム東京 |
EDITION | エディション虎ノ門 |
THE LUXURY COLLECTION | 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町 |
St.REGIS | セントレジスホテル大阪 |
WESTIN | ウェスティンホテル東京 ウェスティン都ホテル京都 ウェスティンホテル仙台 ウェスティンホテル大阪 ウェスティンルスツリゾート ウェスティンホテル淡路リゾート&コンファレンス |
Marriott hotel | マリオットホテル東京 |
Sheraton | シェラトン都ホテル東京 シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル 横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ シェラトン都ホテル大阪 シェラトン北海道キロロリゾート シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート シェラトングランドホテル広島 神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ シェラトン沖縄サンマリーナリゾート |
FOUR POINTS BY SHERATON | フォーポイントバイシェラトン函館 |
W HOTELS | W大阪 |
Le MERIDIEN | なし |
Design Hotels | なし |
TRIBUTE PORTFOLIO | キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道 |
element BY WESTIN | なし |
Moxy | モクシー錦糸町 |
フェアフィールドバイマリオット | フェアフィールドバイマリオット宇都宮 |
aloft HOTELS | アロフト東京銀座 |
まずはお得度をご紹介
手順のご紹介に入る前に、そもそもどこまでお得になるの?と気になりますよね。
最近実践した結果ですが、こんな感じです。
公式HPで沖縄のルネッサンスホテルを6日間予約をしたのですが、合計で210,600円となっています。
一泊35,100円ですね。
それがベストレートギャランティーを使用すると。。。
同一日付・期間なのに、こうなります。
なんと6泊合計135,000円です。
一泊22,500円。
その差75,600円です。
何がどうなった?という状況ではないでしょうか。
ではその気になる手順をご紹介いたします。
ベストレートギャランティー概要
まずは制度のご紹介を簡単に。
ご予約後24時間以内に、同一のホテル、客室タイプ、日程でより安い料金が見つかった場合は、ベストレート保証リクエストフォーム を提出してください。申請内容を確認し、承認された場合は、お部屋の料金を同額にまで下げたうえで、ご希望に応じてその客室料金からさらに25%の割引または5,000ポイントのMarriott Bonvoy ポイントのいずれかをご提供します
マリオット公式HPより引用
規約に謳われている通り、公式HPで予約したあとに、それより安いプランを見つけると、安いプランの値段から25%引きで予約を取り直す事ができる制度です。
(マリオットヴォンヴォイポイントも選べますが、今回は割愛)
単純にして明快。
公式より安いプランを出す予約サイトを見つければOKです。
ただ注意したいのは比較対象とするプランです。
公式HPの規約では以下のように説明されています。
リクエストが受け入れられるのは、すべての条件が完全に一致している場合のみです。これらの条件には客室/ベッドサイズ、ビュー、アメニティ、宿泊者数、キャンセルポリシーが含まれます。
比較対象とはならない客室の例を以下にご紹介します。• 定員4名のスイートと定員6名のスイート
マリオット公式HP規約より引用
• オーシャンビューではない客室とオーシャンビューの客室
• キングサイズベッド1台の客室とクイーンベッド2台の客室
• 確約されているオプション(高層階など) がある客室と確約されたオプションがない客室
• 事前払い、キャンセル不可のレートで予約した客室と到着48時間前までキャンセル可能な客室
色々と書いていますが、超単純にいうと、①部屋のグレード/条件が同じ、②キャンセルポリシーが同じという点です。
①は予約の際にスーペリアやデラックス、オーシャンビューやオーシャンフロント等の部屋の条件が書いてあると思いますが、そこが一致する事です。
加えて、朝食や夕食がついているかどうか、何かしらの館内施設の利用サービスが付帯しているかなども該当してきます。
②は事前払いか当日払いか、キャンセル不可か直近までキャンセルできるか等です。
では実際に渡したベストレートギャランティーを利用した際の流れをご説明いたします。
(1)公式HPで予約
まずは公式HPより予約です。
今回はルネッサンス・沖縄・リゾートを6泊予約してみました。
1泊35,100円で合計210,600円です。
かなり高いですが、予約しないとBRGの申請ができないので、予約を完了させます。
ここで予約するポイントですが、キャンセル可能プランを選ぶようにすると良いかと思います。
BRGは申請から結果が出るまでおおよそ1日かかります。
そのためキャンセル不可のプランですと、もしBRGの申請が失敗した場合キャンセルができず、えらい事になりますので注意です。
また、予約したプランの内容(部屋のグレードやオプション、キャンセルポリシーなど)は次の作業、予約番号はBRGの申請で必要になるので、しっかり確認しましょう。
予約・確認が終わったら、次なる作業は「さらに安いプランを探す」です。
(2)さらに安いプランを探す
公式HPでの予約が終わったら、次はその他の旅行サイトでより安いプランを探しましょう。
なお留意点としては「(1)で確認したプラン内容と同じものを探す」です。
今回は「るるぶ」で見つけました。
一泊30,000円なので公式よりも5,000円程度安く、これならBRGの申請に利用できそうです。
6泊で180,000円ですね。
必要なのはサイトのURLと金額ですので、ちゃんと控えておきましょう。
公式より安いサイトを見つけたら、次は「BRGの申請」です。
なおBRGの申請は公式HPで予約してから24時間以内なので、早めに申請しましょう!
(3)BRGの申請
公式より安いサイトを見つけた後は、マリオットホテルグループのBRG申請ページより手続きを行います。
⇨マリオットホテルグループのBRGページはこちら
上記リンク先にいくと以下のようなリクエストフォームが表示されますので、順番に入力します。
まずは姓名、メールアドレス、電話番号。
続いて会員番号は、BONVOYのアカウントを持っている方は入力しておくと良いかと思います。
続いてご予約情報と比較料金情報の入力です。
ご予約情報はマリオット公式HPで予約した内容を入力します。
予約確認番号は(1)のときに控えた番号、チェックイン・アウト日は予約した期間と同じ日付、レートと通貨も公式HPで予約した金額・通貨を入力します。
国内ホテルであれば大抵は円(JPY)ですね。
なお、ホテル名は英名で入力するのがお勧めです。(BRG審査員が海外スタッフの場合があります)
つづいて比較料金情報は(2)で調べた内容を入力します。
まず金額・通貨ですが、今回はるるぶで見つけた180,000円ですね。
つづいてその金額のプランを見つけたサイト情報の入力なので、るるぶのトップページURL「https://www.rurubu.travel/」を入力し、ウェブサイトにチェックを入れます。
つづいてはコメント(オプション)欄です。
申請内容に役立つ付加情報を入力することになります。
私がここの入力で使用する情報は、実際のプランが表示されるページのURLを入力しています。
ここでもホテル名の時と同じ理由で、英語を使うのがお勧めです。
比較料金情報が入力できたら、最後にリワードの選択と規約同意のチェックを入れて申請です。
なおリワードの選択は「同額料金からさらに25%割引」にすることで、今回でいうとるるぶの料金(180,000円)から25%割引になります。
ちなみにBONVOYに登録があり、ポイントを貯めている場合は、宿泊プランによって5,000ポイントを選んだ方がお得になる場合もありますね。
申請ボタンを押すと、以下のような申請内容が表示されます。
ここまできたら、あとは申請結果のメールが来るのを待ちましょう。
(4)BRGの結果通知
BRGの結果は申請時に入力したメールアドレスに来ます。
必要な期間は大体1営業日でしょうか。
休日に申請すると少し遅くなる傾向がありますので留意が必要なのと、返信は英語で来る場合と、日本語で来る場合がありますので、迷惑メールと思って捨ててしまわないように注意しましょう。
めでたくBRGが承認されると、予約内容にそれが反映されます。
なお予約内容を変更したい場合は一回この予約をキャンセルし、BRGをやり直す必要があります。
またBRGが否認された場合、否認理由がメールに書かれているので、内容を確認してから予約をキャンセルし、(1)から再スタートが必要になります。
よくあるBRG否認理由
よくある否認理由は経験上以下2点かなと。
- 審査員が申請サイトで同額のプランを見つけられない
- プラン内容(部屋やキャンセルポリシー等)が違った
1点目はイメージが湧きにくいと思いますが、申請時に入力したURLが使えない場合があるという事です。
陥りやすい例だと、自分が会員登録している予約サイトを比較対象にした際、プランが表示されたURLをコピーするときにログイン状態のままだと、URLがログインした会員向けの内容になっている場合があります。
マリオットの審査員がログイン状態で確認するとは考えにくく、該当ページが見れないという理由で否認されることになります。
ですので、低価格料金を見つけたURLを入力する箇所は、そのサイトのトップページにしておき、追加情報を入力する箇所に、プランが表示されているページ(ログイン状態は解除しておきましょう)を入力しておけば、少なくとも審査員はトップページには行き着けるので、そこから確認してもらえる可能性が高まります。
この申請方法にしてから、1点目の理由で否認されることは無くなりました。
最後に
今回はマリオット・インターナショナルのホテルブランドへのBRG方法についてご紹介させていただきました。
最安値から25%割引になるのは本当にお得ですので、旅行を計画される時はBRGが狙える場所を探してから決めるのも良いかと思います。
皆様の旅行がより良いものになる助けになれたのなら幸いです。
ではでは。
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