クリスマスに軽井沢へ旅行に行った際、2016年に軽井沢にオープンした軽井沢マリオットホテルの「温泉露天風呂付プレミアムルーム」に宿泊してきたので、その内容をご紹介します!
また今回の宿泊、我々夫婦2人の宿泊費は入湯税の150円×2の300円と飲食代しか払っていません。
このお得なテクを最後にざっくりとご紹介したいと思います。
軽井沢マリオットホテル概要
軽井沢マリオットホテルは2016年7月29日に長野県中軽井沢にオープンした新しいホテルです。
以前は会員制のラフォーレ倶楽部施設として運営されていた場所をリノベーションしたうえで、マリオットホテルとして開業したようですね。
また、今回宿泊した「露天風呂付プレミアムルーム」は2017年7月28日にオープンしたノースウィングの2階建の客室棟にあり、全室39㎡のゆとりある客室で、全室に天然温泉風呂があるのが特長です。
ホテルの場所は中軽井沢の国道18号線沿いにあります。
車から向かうと、少し入り口がわかり辛い?かもしれません。
宿泊したノースウィングは前述した通り、2階建の客室棟ですが、1階が露天風呂、2階が温泉ビューバス(室内温泉風呂)になっているそうです。
露天風呂付きのホテルなんて初めてで、期待が膨らみます。
軽井沢マリオットに到着
上信越自動車道の碓氷軽井沢ICからおおよそ20分走り、マリオットホテルに到着。
駐車場のキャパはそれなりにあったので、問題なく駐車できました。
奥に見えるのは本館で、レストランや大浴場等の施設はそちらにあり、逆にノースウィングは客室棟となるので客室以外はないようですね。
エントランスはシンプルで外資系特有のスタイリッシュな感じ。
レストラン等のホテル主要施設は本館にあるので、入り口自体はそこまで大きくはありません。
中に入ると、和を感じる内装のロビーが広がります。
フロントは1箇所だけで、同時に2組しか受付はできなさそう。
最初、他のお客さんがチェックインしていたので、ウェルカムドリンクを飲みながら待つことに。
ウェルカムドリンクは冷たいデトックスウォーターと温かいほうじ茶の2種類あり、デトックスウォーターを頂くことに。
グレープが浸してあり、すっきりした味わいで美味しい。
そうこうしている内に、フロントが空いたのでチェックイン。スタッフさんの対応も良く、スムーズにできました。
チェックインの際、私はSPGアメックスの恩恵でマリオットリワードのゴールド会員を取得しているので、ゴールド会員特典の説明がありました。
ざっくり箇条書きにするとこんな感じ。
- 朝食無料(ビュッフェタイプかアメリカンブレックファーストを選択)
- フードディスカウント(対象レストラン:グリル&ダイニングG)
- ランドリーが20%引き(アイロンがけは2枚まで無料)
- カクテルタイム(17ー22時までアルコール類飲み放題+軽食付き)
色々とありますが、朝食無料とカクテルタイムがお得すぎる特典です。是非活用しないと。
露天風呂付プレミアムルーム
チェックインが終わったら早速お部屋に向かいます。
入るとさすが39㎡あるのか、かなり広いですね。
まずは畳敷きのお部屋。
背の低い椅子で座りやすい。
旅館によくある椅子だと、座ると椅子が滑ったりしますが、これだと滑らないので良いですね。
次にベッドルーム。
サイズはキングベッドで、ふかふかで寝やすかったです。
次は洗面所。
白を基調としており、広さも十分。ドライヤーやアメニティ等が充実しています。
また、アメニティは高級ブランドのTHANNです。
これは嬉しいですね。妻も喜んでいました。
洗面所の裏に冷蔵庫、金庫やお茶等があります。
お茶類は一通り揃っています。紅茶がTWGという点がポイント高いです。
こういったところにも品質の高いものを使用するあたり、マリオットホテルの日本市場で目指す方向性が垣間見えます。
洗面所の隣が脱衣所とシャワールームです。
ちなみに、シャワールームには備え付けのシャンプー、トリートメントがありますが、それらもTHANN製品で統一されていました。
次はベランダです。
ベランダはそこまで広くはないですが、縁側があるので春〜夏はここで涼むと良さそう。
この縁側、奥の方から水の流れる音がしてきます。
近づいてみると。。。
露天風呂がお目見え!
一人が入るには十分な露天風呂がベランダ直結でありました。お湯はちゃんと温泉が出ており、匂いもします。
軽井沢マリオットには大浴場がありますが、やはりお部屋に温泉があると、他のお客さんを気にしなくて良いので、ゆっくりと入れて落ち着きますね。
本館の温泉大浴場
お部屋で少しくつろいだ後、本館の大浴場へ向かいます。
ノースウィングと本館の間に連絡通路はないため、一回外に出てから向かいます。
冬はちょっと寒いですね。
大浴場はロビーから1階降りた場所にありました。
温泉の営業時間は6:00〜10:00、14:00〜24:00となっています。
中に入ると、目の前に滝があり、結構驚きました。
広さや洗い場の数も十分あり、良い湯でした。
ゴールド会員以上限定のカクテルタイム
温泉に入った後はゴールド会員以上限定のカクテルタイムを楽しみます!
場所は本館レストラン「グリル&ダイニングG」の横に専用エリアがありました。
カクテルタイムでは、バーカウンターから好きなアルコール類をセルフで選び、好きなだけ飲むことができます。
ビールやスパークリングワイン、赤・白ワイン、ジンやトニックウォーター等、一通り揃っているので、お酒好きの方でも困らないかと。
また、軽食コーナーはありませんが、スタッフさんにお願いすると無料でおつまみセットがもらえます。
内容はナッツ盛合せ、チーズ、スモークサーモン、フルーツ盛合せの4品。
お酒のおつまみに最適です。
またここはラウンジでもあるので、軽食も注文することができます。
夕飯がてら、ピザとパスタを注文。
ピザは生地が柔らか目。
トッピングのベーコンやキノコなどが中々多くのっているので、美味しいですね。
パスタの方もトマトソースベースでエリンギやベーコン等が入ってスパークリングワインと良く合います。
お酒も飲み放題のようなものなので、カクテルタイムさまさまでした(笑)
ちなみに、カクテルタイムで利用出来る席はそこまで多くないので、運が悪いと席が空いていないタイミングがありますので注意です。(席が空いておらず、部屋に戻る方も)
浅野屋のパンも食べられる朝食ビュッフェ&アメリカンブレックファースト
ゴールド会員には無料の朝食が付いてきます。
軽井沢マリオットではグリル&ダイニングGで朝食をとることになりますが、ビュッフェかアメリカンブレックファーストが時間で区切られているので、行きたい方の時間になったらレストランに向かいます。
今回我々はアメリカンブレックファーストを選択してみました。
レストランに着いたあと、スタッフさんに案内されて着席。
卵料理の種類と飲み物を選択します。
私はオムレツを選択してみましたが、少し固くなってしまっていて残念。
一緒についてきたパンの方は有名な浅野屋のパンもあり、美味しい。
ちなみに、アメリカンブレックファーストはビュッフェの内容を盛り付けただけのようなので、時間が合うのであれば、ビュッフェの方が断然オススメです。
アメリカンブレックファーストは失敗でしたね。。。
気になる宿泊費
朝食後、支度をしてチェックアウトします。
今回宿泊した軽井沢マリオットホテルですが、施設が綺麗でラグジュアリーな雰囲気があり、露天風呂付プレミアムルームは露天風呂付でお部屋の広さも十分。
加えて、朝食やカクテルタイムが付いてきて凄い良い体験ができました。
さて、ここまでラグジュアリーなホテルなので、お値段が気になりますが。。。
なんと入湯税300円と、カクテルタイムの際に注文したピザとパスタで3421円の合計3721円。
宿泊費は0円です。
しかも、ピザとパスタはゴールド会員特典で2割引。
ちなみに、通常価格で露天風呂付プレミアムルームに宿泊しようとすると一泊50000円近くします。
⇨Expediaで調べた軽井沢マリオットの宿泊費
ではどのようにして0円で宿泊したか、裏ワザをご紹介したいと思います。
無料宿泊とマリオットのゴールド会員をゲットする裏ワザ
裏ワザの正体はSPGアメックスカードです。
これはAmerican Expressがサービスするクレジットカードの一つで、グローバルホテルグループのSPGと提携して発行されています。
このカードをご紹介する前に、最大のデメリットを最初に挙げるとすると、31,500円+税という高額な年会費が必要な点です。
ですがそれ以外のデメリットはあるか?となりますと、私個人が使用している感想としては、特にありません。
ではこの年会費という最大のデメリットをどうペイするか?について、お得な特典の一部をご紹介するとともに、軽井沢マリオットのプレミアムルームに無料宿泊できた事と、マリオットのゴールド会員を保有できているカラクリについてご説明したいと思います。
お得な特典①
何が凄いかというと、保有する特典のひとつとして、SPGとマリオットホテルのゴールド会員資格が自動的に付与されるところです。
通常、マリオットホテルのゴールド会員になるためには、年間50回もの宿泊実績が必要になります。
日本に在住する普通の人では大凡は無理な内容ですが、このカードを保有するだけでゴールド会員になれます。
これが、私がマリオットのゴールド会員資格を保有できている理由です。
マリオットのゴールド会員になれば、朝食無料、クラブラウンジの利用、お部屋のアップグレードなど、かなりの優遇を受けられるので、かなりオススメな特典です。
お得な特典②
カードを作ると、初年度利用のキャンペーンとして、10万円以上の利用で10,000スターポイントが貯まります。
このスターポイントはSPG会員向けのポイントで、シェラトンやウェスティンなどのホテル利用の際、無料宿泊に使用することができます。
※スターポイントについては以下記事で利用方法をご紹介しています。
ピンとくる方がいるかもしれませんが、実はこのスターポイント、マリオットホテルのポイントにも交換することができ、当然、マリオットホテルのポイントは無料宿泊に利用することができます。
この交換比率が1スターポイントに対して3マリオットポイントになります。
すると、初年度のキャンペーンで得た10,000スターポイントを30,000マリオットポイントに変更できます。
さて、気になる軽井沢マリオットホテルの無料宿泊で必要となるポイントですが。。。
35,000ポイントです。。。「足りないじゃないか」と思われますよね。
でもこれを解決する方法があります。
それが、「紹介キャンペーン」です。
公式のキャンペーンで、既にカードを保有している人から紹介されることで、初年度のキャンペーンで貰えるスターポイントが17,000ポイントになります。
この紹介キャンペーンを利用すれば、マリオットポイントは3倍ですので、51,000ポイントになり、軽井沢マリオットのプレミアムルームに無料宿泊が可能になります!
これによって、年会費31,500円+税という最大のデメリットが、軽井沢マリオットのプレミアムルーム一泊50,000円の宿泊でペイできてしまいます。
お得な特典③
マリオットホテルとは離れてしまいますが、このカードを更新すると、SPGのホテルに1泊できる無料宿泊権利がもらえます。
SPGホテルって何があるの?と思われる方もいるかと思いますので、日本のホテルリストをご紹介します。
ホテルブランド名 | 日本のホテル |
---|---|
THE LUXURY COLLECTION | 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都 ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町 |
St.REGIS | セントレジスホテル大阪 |
WESTIN | ウェスティンホテル東京 ウェスティン都ホテル京都 ウェスティンホテル仙台 ウェスティンホテル大阪 ウェスティンルスツリゾート ウェスティンホテル淡路リゾート&コンファレンス |
Sheraton | シェラトン都ホテル東京 シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル 横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ シェラトン都ホテル大阪 シェラトン北海道キロロリゾート シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート シェラトングランドホテル広島 神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ シェラトン沖縄サンマリーナリゾート |
FOUR POINTS BY SHERATON | フォーポイントバイシェラトン函館 |
W HOTELS | なし |
Le MERIDIEN | なし |
Design Hotels | なし |
TRIBUTE PORTFOLIO | キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道 |
element BY WESTIN | なし |
aloft HOTELS | なし |
どうでしょう。一回は聞いたことがあるホテルがあるのではないでしょうか。
また、ウェスティン東京なら1泊3万円以上することもありますので、毎年の年会費も無料宿泊で実質0円にすることも可能です。
お得な特典④
最後にご紹介するのは特典というものでも無いですが、SPGアメックスに付帯するクレジットカードの旅行障害保険です。
カードの券面からは想像し辛いですが、じつはこのカードはアメックスのゴールドカード相当の旅行障害保険が得られます。
ゴールド相当なのでかなり手厚く、個別に旅行保険に入る必要は無いくらいです。
ざっくりですが、内容は以下の通りです。
- 国内旅行の傷害死亡・後遺障害保険金 最大5,000万円
- 海外旅行の傷害死亡・後遺障害保険金 最大1億円
- 傷害治療費用保険金 最大300万円
- 携行品損害保険金 1旅行中最大50万円
このほか、アメックスゴールドに付帯するような海外旅行先での日本語サポートデスク等、旅行に関する手厚いサポートが受けられます。
最後に
今回ご紹介した軽井沢マリオットですが施設は綺麗で、ラグジュアリーな雰囲気があり、素晴らしいホテルでした。
もし0円宿泊に興味を持たれましたら、周りのSPGアメックスを保有している方に紹介頂いてみてはいかがでしょうか。
もし周りに保有者がいない場合、こちらのお問い合わせページからメッセージを頂けましたら、私の方からご紹介いたします。
また、ハピタスというポイントサイトを利用しても、紹介キャンペーンは受けられないものの、2,000円分のポイントがもらえますので、活用頂ければと思います。
※ハピタスについてはこちらの記事でご紹介しています。
ではでは。
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